2021.05.24

MAGAZINE Vol.7

サーファー御用達のサステナブルなバッグ「アロハコレクション」。
子育てママも要チェック!

今回は、カリフォルア・サンディエゴ発のバッグブランド
「ALOHA COLLECTION(以下、アロハコレクション)」をご紹介。
実はまだ使ったことがない、という人は夏本番を前にぜひチェックしておいてほしい。

軽くて強い素材、タイベックを採用

アロハコレクションは、サーファーでフライトアテンダントだったレイチェルと
ハワイ・カウアイ島生まれのヘザーの2人が立ち上げたバッグブランド。
2014年、世界中でアメリカ最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」からきっかけをつかみ、
初回販売で大成功を収めたことによって、正式にブランドとしてスタートしたという経緯をもっている。

彼女たちと同じように、サーフィンやビーチカルチャーが大好きな女性たちの心を虜にするデザインと、
女性らしい気の利いたギミックをプラスした絶妙な使い勝手がウケて、今も世界中でファンを増やし続けている。

同じデザインでサイズ違いがラインナップされているのがアロハコレクションの特徴。
[上]「TIARE TI COLLECTION Mini Pouch」
[右]「TIARE TI COLLECTION Mid Pouch」
[左]「TIARE TI COLLECTION Small Pouch」
※現在は廃盤商品となります。

アロハコレクション最大の特徴は何かといえば、それは「タイベック」という素材に尽きるだろう。
これはアメリカのデュポン社が開発した、高密度ポリエチレン不織布のことで、一見、紙のような質感と風合いが特徴。
簡単に言うと、軽くて丈夫で水に強い素材だ。

創業者であるレイチェルが、サーフィンをして陸に上がった後、濡れたウェットスーツや水着などを気軽にしまえて、
なおかつオシャレに持ち運びたい、と考えたことから選ばれたこの素材は、アロハコレクションのすべてのアイテムに採用されている。

「MONSTERA COLLECTION Small Pouch」
「MONSTERA COLLECTION Mid Pouch」
※現在は廃盤商品となります。

紙よりも軽いのに、水に濡れても平気で透湿性もあり、引き裂きや突き刺しなど、外からの強い力にも強い。
しかもリサイクル可能で、燃やしても有害ガスを出さないエコな素材。
まさに製品の特徴そのものが、今の時代にマッチしているし、そんなところもアロハコレクションが支持される所以だろう。

子育て中のママからも支持される理由

アロハコレクションの製品は、ワンシーズンに数十種類ものデザインバリエーションがリリースされる。
型はポーチを中心に、トートやダッフルタイプといったバッグ類が基本。
さらに、ポーチならミニ、スモール、ミッド、ラージといった細かいサイズバリエーションが用意されている。

ヨガ講師で、現在1歳になる女の子の育児に日々奮闘するTAMAOさんも、アロハコレクション愛用者のひとり。
それには明確な理由がある。

「AUMAKUA COLLECTION Holo Holo」
※現在は廃盤商品となります。
Holo Holoとはハワイ語で散歩の意。名前のとおり、普段使いにぴったり
サイズ違いの複数のポーチや水筒のほか、子供の靴やおもちゃなんかを入れても余裕のある容量

「水着や濡れものもそうですけど、とにかく入れるモノを選ばないところが私にとって一番のお気に入りポイントです。
ポーチひとつでもサイズが豊富ですよね。
だから、例えば娘の着替えやオムツはミッド、手帳や小物はスモール、コスメはミニ、みたいな感じで仕分けがしやすいんです。
それらを全部、大きなトートバッグにまとめて入れておけば使う時に手間取ることもないし、
娘を抱っこしながらでも欲しいものがすぐ取り出せたりする。
それに、旅行に行くときもスーツケースの中身は全部アロハコレクションのポーチで小分けにしています。
整理しやすいこともそうですが、旅先でバッグとして使うこともできるから便利なんですよね。」とTAMAOさん。

「TROPICS COLLECTION Mid Pouch」
※現在は廃盤商品となります。

ちょっと近所にお出かけするだけでも、子供が小さいうちは何かと荷物が多くなるもの。
そんな時、“軽くてかわいくていっぱい入るバッグ”が、ママたちにとっては強い味方になってくれる、というわけだ。

ベビーカーのフックに引っ掛けておくような使い方ができるのも、素材が軽ければこそ

シンプルで、機能的で、サステナブルと、三拍子揃ったアロハコレクション。
仕事や遊びにアクティブな人にはもちろん、子育てママたちにも強くオススメしたいバッグだ。

  • Photo:Akane Watanabe
  • Edit&Text:Soichi Toyama

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